Q:いつごろ、どのような目的で建てられたのですか?
A:明治45(1912)年に今村医院として建てられたようです。今村家は伊勢崎藩の藩医にも登用されています。その後黒羽根家の所有になり、ここ最近は地元商店会の事務所に使われていたこともありました。黒羽根家からの寄贈を受けた伊勢崎市から、街のシンボルとして再活用したいという依頼を委託して引き受けています。
Q:建物内を調査されたそうですが、何か発見がありましたか?
A:ありました。屋根裏の調査を行ったときに、棟札が出てきました。木の板に建築年と依頼者、設計に関わった人の名前が銘記されているものです。それまでは、口頭伝承により、明治37年に建てられたらしいということだったのですが、8年ほど若返った(笑)。それに、調査を進める中で、この建物はいわゆる擬洋風建築でなく、和洋折衷と呼ぶにふさわしい非常に価値の高い建物だということを確信しました。
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